1135薬の費用対効果とは

<a href=”http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000170115.pdf&#8221; >中医協 費用対効果評価その6</a>

日本の医療費は超高齢、長寿社会により増え続けています。総額で40兆円を超え、対策を施しても年5000億円は増えています。2025年は団塊世代の年齢が75歳以上となり、医療費だけで日本に納められる税収に匹敵する勢いです。

そのため国民皆保険制度を保つためには何をすべきか、各方面より活発な議論がなされ、この費用対効果評価部会もその一つです。ここではどのような議論がなされているのでしょうか?

普段みなさんが買い物をする際、商品と価格を確認して買うかどうかを検討しますよね。商品を薬に置き換えて考えてください。それがこの部会の議題です。

議論に拍車がかかった原因の一つはオプジーボという薬です。100mg1瓶の薬の価格は72万9,849円です。この薬は一人の患者さんに1年間使用すると3,000万円以上します。この金額のほとんどに保険が適用されるので、国の財政を逼迫させます。

オプジーボは新発売する際は、1万人ほどの対象とする患者さんがいなかったため、このような画期的な薬の評価は高くなっていました。しかし、その後に適用とする病気が増え、それに伴い使用される量も増えたため財政を守るべく昨年、薬の価格が半分に引き下げられました。

現在、薬の開発領域は悪性腫瘍にシフトされ、膨大な費用と時間をかけた開発が進められています。結果として薬の価格に反映するので高額となります。画期的な素晴らしい薬が開発されればされるほど、国の財政を苦しめます。それが今の日本の医療財政構造です。

価格の安いジェネリック医薬品使用を推進していることも財政対策の一つです。今の医療のニーズに対応するための財源を捻出するためでもあります。

費用対効果評価の議論も含め、来年度の診療報酬改定並びに介護報酬改定の議論もこれからが本番です、どんな議論がなされていくのか、注意して追っていきたいと思います。

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