1326トクホが踊り場へ

健康産業新聞記事より
【2017総括/2018展望】トクホ市場、6,630億円に

 試験を行い、時間も費用もかかる特定保健用食品が伸び悩んでいます。機能性表示食品の方が届け出数(トクホの場合は許可数)で上回りました。世の中に機能性表示食品で溢れつつあります。

 トクホは厚生労働省の許可が必要な表示制度で、試験をして科学的根拠が必要となります。そのため時間と費用がネックになり大手企業が主にトクホ製品の開発を行っています。トクホの特徴は、その製品オリジナルの訴求クレームを表記できる点です。「コレステロール値の気になる方に」などのお勧めコピーのことをクレームと呼びます。このクレームを表記することがトクホ開発の目的になります。

 一方、機能性表示食品は届け出制度で、ある成分が一定量含まれていればその成分に対して決められたクレームを製品に表記することができます。「中性脂肪を抑える」や「血糖値の上昇を抑える」という決められた文言のみ使用できます。一文字も変更したり追加・削除して使用することはできません。届出制のため、雨後の筍のように機能性表示食品が増え続けています。

 消費者にとって、トクホも機能性表示食品も健康に良さそう、という認識程度です。何か健康に良さそうなクレームが製品に表記されていれば、その製品を購入するきっかけになります。試験を実施しているとか、より具体的な表現がなされているとか、はあまり気にせず表示よりも販売価格の方が関心があり、トクホよりも安価な機能性表示食品を選んでいます。

 トクホはトクホマークがありますが、機能性表示食品にはマークはありません。トクホマークの製品を目にする機会はあまり増えておらず、機能性表示食品は日常でよく目にします。トクホはより健康に気を使う人のための製品になりつつあるのではないでしょうか。

 日本には健康食品という明確な区分がありません。口に入れるものは食品としてみなします。食品は基本的には体を作るものなので、健康に良いに決まっています。そのため健康食品という区分を作ること自体が必要ではありません。この考えがあるがために、トクホや機能性表示食品、栄養機能食品などいろいろな区分の健康食品が出回っています。

 健康はとてもシンプルな考え方で作ることができます。「食べたものでできている」これが健康の本質です。どんなものを体に取り入れるか、それだけです。口から、鼻から、肌から、栄養・水・空気、あなたの体を健康に保つためにはどうすれば良いか、溢れる情報や製品の中から正しい知識で選んでいきたいものです。

 今は何も考えずに生活すると、病気になる時代です。意識と行動力がなければ健康でいられることが難しいです。健康の本質を見極めそれに従った行動で最善の健康(オプティマルヘルス)を手に入れたいですね。

#オプティマルヘルス#トクホって何#難消化性デキストリンばかりの健康食品#単一成分では効果は限定的#ポイントは抗酸化#1日あたりいくらで健康を買うのか#ネットの表示は慎重に検討する#誰が言っているかではなく、何が入っているか

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中