1337LINEで作る譲り合い

東京新聞2017年12月9日(土)の新聞記事より

「席譲りたい」乗客、LINEで一助

 電車で席に座りたい妊婦と、譲りたい乗客を無料通信アプリ「LINE」でつなげたいー。こんな願いで若手の社会人有志チームが発案した実験が十一日〜十五日、東京メトロ銀座線で行われる。困っている人を助けたいが尻込みしてしまう人の気持ちを、最新技術で後押しする試み。メンバーらは「譲り合いの成功体験を重ねることで、ためらう気持ちがなくなればいい」と話す。

中略

 開発したのは、広告会社に勤めるタキザワケイタさんや、知人で大日本印刷サービスデザイン・ラボの松尾佳菜子さんや有志十人のチーム。

 タキザワさんは昨年六月、スマートフォンを使って社会問題を解決するグーグル主催のコンテストに応募しようと考え、マタニティマークに注目した。インターネットでマークについて調べると、妊婦の間で「つけていると嫌がらせを受ける」との不安が広がっていることがわかった。タキザワさんには八年前、満員電車に妊婦中の妻と一緒に乗っていた際、マークを見て中年男性が席を譲ってくれた体験があった。「当時、妻は切迫早産の危険があり、本当にありがたかった。それまでは妻も席を譲られることがほとんどなく諦めていた。でも、思いやりを持ち席を譲りたい人は、実はもっといるのではないか」

 そんな想いから生まれた、妊婦が発した信号を周りの人が受け取るというアイデアは、コンテストでグランプリに。実用化に向け、男性や妊娠経験がない女性の計約千人にアンケートをしたところ、約八割に席をゆずる必要はあると思いつつ、「スマホを見ていてマークに気づかなかった」「声をかけるのが恥ずかしかった」などノリ湯で席を譲らない経験があったという。

後略
以上転載でした。

 席をゆずるにもガジェットが必要、これがいまの日本社会の現実です。譲る気持ちは持っているが、行動することができない。行動ができないのであれば、譲る気持ちは持っていてもいなくても同じことです。

 通勤電車では、椅子取りゲームが毎日繰り広げられています。そして座ったら寝る。寝ていない人はスマホとにらめっこ、周りの人に無関心。降りるときも我先に押しのけて降車する。

 いまの日本は無関心、自己中心な社会になっていると感じます。まず自分、自分ファースト。車は信号のない交差点ではブレーキよりアクセルを踏み、電車では降りる人をかき分け乗り込んできます。そもそもマタニティマークが作られることが今の日本社会の人とのつながりの無さを象徴しています。

 他人を気遣うことができない社会では、自ら発信しないといけません。発信しても受信者がいないといけません。受信者は発信者の信号を受信するアンテナを張っておかなければなりません。

 LINEを使って席をゆずることが、「やさしさ」なのか、考えて見てほしいです。

#満員電車#席をゆずることは当たり前#疲労社会#無関心#自分ファースト#スマホで作るやさしさ#互助社会#10年後にはマークだらけ

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