1419 受信者に届く言葉とコンプライアンス

このブログは薬剤師である筆者がセルフメディケーションの本質は何か、健康とはどんな状態のことか、三日坊主で終わってしまわないための意識や心構え等、今の状態から少しでも成長したい変わりたいというあなたに向けた実戦型ブログです。

読んでわかった気になっているだけで、何も行動を起こそうとしない方、現状打破に情熱を注げない方は、このブログを読む時間が勿体無いですので、ほかのことに時間を活用してください。

最後に実践のためのお題を出しています。必ず紙のノートに書いてください。書くだけでなく実践も行ってください。実戦なくして成長なし、あなたの健康はあなただけのものではありません。あなたの周りの人の健康もよくするために実践者として経験を広めてください。

昨日、個人経営者やパラレルワーカーが集まるセミナーに参加してきました。そこでは自身の経験を武器にクライアントの開拓方法やプロジェクトとの関わり方や相手先の社員とのコミュニケーションのポイントなど、経営者の考えや行動力に気持ちが高ぶり、帰宅後に作業が捗りました。

彼らとの交流会で、経営者と話をさせていただくと「化粧品や健康食品などのキャッチコピーの違法性」について困っていることがわかりました。そもそも化粧品や健康食品の定義があやふやで、キャッチコピーも受信者側が「効果効能が有る、と思ってしまうかどうか」というはっきりとした線引きが無いこと、さらにキャッチコピーのみならず、隣に陳列された商品や演出でも違法になることがあります。美白効果のある医薬品の隣に、美白化粧水を陳列することがそれに当たります。医薬品に大きく「美白対策」とキャッチコピーを付け、美白化粧水を「何も付けずに」陳列するだけでも違法になる可能性があります。可能性としたのは、受信者側の印象が判断基準なので、ケースバイケースだからです。とてもややこしい問題です。

店頭でのキャッチコピーの法規制とインターネットにおけるキャッチコピーの法規制は異なります。インターネットの方が過激な表現が多いことに気がつかれていると思います。インターネットの表現をそのまま店頭で使用すると、法に抵触する場合があります。この矛盾は修正される(法改正)予定ですが、今の所は基準が異なるので注意が必要です。

また、雑誌や新聞などの記事の一部分を切り取って商品とともに展開する場合は、法律違反になります。著作権法違反です。しかし、雑誌1冊丸ごと、新聞もそのまま1紙を展開する場合は合法です。これも知っていないと間違えますよね。なかなか複雑なのです。

きちんとした科学的根拠が無い商品を、あたかもその効果効能が「あるように感じさせる」文言が違法です。「感じさせる」ことがなければ合法です。良い表現と悪い表現の線引きはできますが、違法か合法か分かりづらいゾーンが大きいのがこの問題が複雑になる要因です。アンチエイジングは違法、エイジングケアは合法、花粉対策は違法で花粉の季節に、であれば合法などセンシティブなのです。

効果効能をはっきりと言えるのは、科学的根拠が100%証明された商品のみ。医薬品は効果効能をはっきりと言えます。科学的根拠を取り付けていますから。医薬品の文言が一つのヒントにはなりますが、必ずしも医薬品の文言が全て効果効能表現に繋がるかどうかは別です。消費者庁はとてもキャッチコピーに敏感になっています。メーカーも溢れるほど存在するライバル商品に勝ち残るために脳をフルに働かせています。イタチごっこですが、消費者がきちんと見極める力を持つことが一番です。見極めるのは商品の本質です。あなたの目が厳しく本質を見ることができるように日頃から意識して情報を集めておきましょう。

今日の実践

「ドラッグストアなど普段利用するお店に行き、商品に取り付けられているPOPのコピーを読んで、どんな印象を受けたかをノートに書く。ネットでも同じようにある商品に謳われている文言を読んだ印象をノートに書く。数品目行い、表現と受ける印象の違いをはっきりさせる。」

#効果効能的表現#法にはグレーゾーンが多い#明確なのは医薬品だけ#公取#著作権#薬機法#優良誤認#コンプライアンス

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