1512 法律から薬剤師の職責を見る

このブログは薬剤師である筆者がセルフメディケーションの本質は何か、健康とはどんな状態のことか、三日坊主で終わってしまわないための意識や心構え等、今の状態から少しでも成長したい変わりたいというあなたに向けた実戦型ブログです。

読んでわかった気になっているだけで、何も行動を起こそうとしない方、現状打破に情熱を注げない方は、このブログを読む時間が勿体無いですので、ほかのことに時間を活用してください。

最後に実践のためのお題を出しています。必ず紙のノートに書いてください。書くだけでなく実践も行ってください。実戦なくして成長なし、あなたの健康はあなただけのものではありません。あなたの周りの人の健康もよくするために実践者として経験を広めてください。

昨日、ご縁がありドイツの薬剤師・薬局の状況についてのセミナーを受講してきました。その序盤のお話に「日独の薬剤師法第1条」があり、改めて薬剤師の役割の大きさを気づかされました。

(日本)

薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。

(ドイツ)

Der Apotheker ist berufen,die Bevolkerung ordnungsgemabemit Arzneimitteln zu versorgen.Er dient damit der Gesundheit des einzelnen Menschen und des gesamten Volkes.

薬剤師は、法律に従い国民に医薬品を供給することを生業とする。薬剤師は、その生業により、個人ならびに全国民の健康に寄与する。

日本にもドイツにもどちらにも、ある重要なキーワードが明記されています。

それは 「国民の健康」 です。

薬剤師は医薬品だけの職責ではありません。国民の健康を守るためなら食品は勿論、衣料品を含む衣食住すべての知識と経験を持ち合わせて国民の健康に寄与しなければなりません。薬剤師国家試験は、命に関わる医薬品についてはエビデンスを確保させていただきますよ、という確認テストの意味合いが強いのかもしれません。

薬剤師は健康全般の相談役として、生活習慣病を予防するゲートキーパーとして活躍が期待されていることを、薬剤師法第1条に明記されているのです。そのため、薬しか知らない薬剤師は薬剤師法の求める職責には達していないため法律違反という解釈もできてしまいます。

法律違反とは厚労省も言いませんが、2016年度からかかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師という言葉が飛び交い始めました。さらに健康サポート薬局という機能薬局も推進され始めています。これは薬剤師法第1条を具現化するため、厚労省も本気になって進めている表れだということなのでしょう。さすがに法律違反だからしっかりやれ、とは言えないですよね。

ドイツの薬剤師も10年以上前に世論から大バダッシングを受けた経験を持ちます。そのとき彼らが取った行動は、薬剤師の必要性を訴え続けました。日本の薬局・薬剤師も岐路に立たされています。今やらなければならないことは、薬剤師の見える化です。表に出て薬剤師を理解してもらうために発信することです。このままでは本当に薬剤師は不要論という大逆風の中、先細りの未来を待つことになってしまいます。

薬剤師は今一度、薬剤師法第1条を胸に刻み使命を全うする行動へと変えていきましょう。環境を変えることも視野に入れて。

今日の実践

「この世から医薬品が全て中なってしまったと仮定したら、どんな困難が起こるのか想像してノートに書いてみる。日頃の生活の中で、どんな医薬品と関わって生活しているか、医薬品を列挙する。もし医薬品の効果や効能などに疑問や質問がある場合は薬剤師に聞いて解決させる。」

#薬剤師法#国民の健康に寄与#国家試験#6年制#職責を法から見直す#薬剤師の本質#現状を疑い破壊してみる

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